社会福祉法人ぐらんま

理事長挨拶

 2003年練馬区貫井の地で産声をあげた私どもの前身、特定非営利活動法人グランマ富士見台は、主たる事業として第2種社会福祉事業たる放課後児童健全育成事業(学童保育)に取り組んで参りました。当初は自主事業として始めた活動でしたが、期を一にした練馬区民間学童保育助成事業として「民間学童保育グランマ富士見台」を運営し、いわゆる待機児童対応と長時間学童の役割を5年間果たすことができました。活動地域にある区立学童クラブ委託事業に参入する方向性を決定し、平成21年4月の区立中村西小学童クラブ事業受託を契機に私どもの活動拠点を少しずつ広げて参りました。委託事業を担う中でも、法人事業活動の基底である地域での子育て支援を担うとの姿勢を貫いてまいりました。しかしながら、15年の時代の変遷と共に学童保育に関わる者に対して、あるいは地域活動を担う主体に対して、求められるものは大きく変わってきています。法人が活動当初掲げていたテーマは児童の保護者へのキャリア支援、母親たちもしっかり仕事をして自己実現できるためのお手伝いをすることであり、男女雇用機会均等法のもと活躍する女性達にエールを送るものでした。しかし現在は働き方改革が謳われるなか、学童保育を利用する家庭の状況は様々に変化してきています。地域社会からの孤立、貧困、疾病さらには児童虐待と深刻な課題を内包しつつ懸命に子育てをしている家族への支援が大きな課題となってきている現状です。就学前までの保育環境に比べると小1の壁と言われる環境の劇的変化に向かい、親子ともに不安を抱える就学期を地域社会でいかに支えるかはとても大切な課題であります。ようやく、放課後児童支援に注目が当てられるようになったのが、平成26年4月児童福祉法に基づき定められた厚生労働省令「放課後児童クラブ運営指針」でした。さらに6月には「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」の中で放課後児童クラブ(学童クラブ)の果たすべき役割とそのための環境整備や人的配置が示されたことにより、従事する職員についても専門性を求められることとなり、放課後児童支援員という資格も創設されました。子どもたちの発達を踏まえ生活と遊びを支援するためには、ただ子どもに向き合うことだけではその目的を達成する事が難しく、生活環境を大きくとらえる中から必要とされる手助けを考えていくことが求められており、児童支援が福祉的な側面をより求められているとの認識が必要です。  今後私どもは社会福祉法人として、「地域の中での助け合い」が行政の中でどのように実現可能であるかを模索していくことが求められていると考えます。
 『社会福祉法人ぐらんま』は放課後児童健全育成事業を真摯に担うことで、様々な現在的課題に向き合いながら、行政との協働を念頭においた新しい制度設計を生み出すことをも想定して活動を進めて参ります。そのためにも法人及び職員が日々研さんを積んでまいることを決意し、地域の子どもたちと歩みを進めていくことをここにお約束いたします。

理事長 大西 理榮子

住所

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