組織概要

社会福祉法人ぐらんまとは

子どもは社会の宝といいますが、子どもを産み育てることが多くの困難を抱える社会になったことも影響し、一人の女性が生涯に産む子どもの数(平均出生率)は年々低下しています。子育て中の親は個人の力だけでは解決できないさまざまな現実に直面しています。私たちはこうした問題を少しでも解決し、「社会参加」、「自己実現」、「子育て」にと日々奮闘する女性たちやそのパートナーの支えになりたいと願っています。

  私たちは子育て支援活動を進めているグループへの視察やまちづくりの学習を行いながら子育て支援グループ設立に向け準備をすすめてきました。準備会へは地域の栄養士、保育士、教師などの有資格者を含む、活動に共感する地域の仲間が集まり、いよいよ「子育て支援・グランマ富士見台」をスタートします。夕食の提供を含む学童事業は各方面から注目を集めていますが、前例がないという困難さも同時に併せ持った活動でもあります。未知の課題が次々と提案されてくることも想定されますが、地域に集う仲間たちとともにそれらの課題に真摯に対応しながら、活動を進めてまいります。学童児が下校時以降の生活を安定して過ごせる場、子育ての楽しさ、難しさ、悩みを気軽に持ち寄ることの出来る場、幼児から高齢者までが寄り添い、暮らしの中で日常的に支えあうことのできる環境を地域のみなさんと共に作り上げていきたいと思います。

2003年10月 設立準備会メンバー一同

沿 革

年表 イベント
2003. 7 グランマ富士見台準備会結成
2003.10 グランマ富士見台設立総会
2003.11 ムーシカ文庫(童話作家 乾とみこ氏)跡に移転
2004. 9 練馬区高齢者いきがいデイサービス事業を受託
2004.10 「練馬区放課後児童等の広場」助成申請、決定
2005. 4 民間学童保育施設“グランマ富士見台”を貫井3丁目にて開設
2005. 5 「草の根市民基金」助成を受ける
2005. 7 NPO法人認証申請
2005.11 NPO法人認証取得
2006. 4 練馬区いきがいデイサービス事業受託
2009. 4 区立中村西小学童クラブ 委託運営開始
2010. 3 民間学童保育施設閉鎖
2010. 4 区立富士見台小学童クラブ、同第2学童クラブ 委託運営開始
2010. 6 高齢者事業「食のホッとサロン」開始
2010.秋 「イクメン講座」連続開催
2011.10 高齢者事業「わかわか・かむかむ講座」開催
2012. 4 区立向山小学童クラブ 委託運営開始
2012.夏 「だがしやグランマ」開催
2013. 5 本部事務所貫井3丁目に移転
2014. 4 区立豊玉南小学童クラブ 委託運営開始
2015. 3 本部事務所を貫井1丁目に移転
2015. 4 子ども食堂「ゆうやけこやけ」開始
2016. 4 向山小「ねりっこクラブ」受託開始
2017. 4 中西小ねりっこクラブ受託開始
2018. 1 本部事務所を現在地に移転
2018. 4 富士見台小ねりっこクラブ、中村小学童クラブ事業受託開始
2019. 3 社会福祉法人ぐらんま設立認可
2019. 4 社会福祉法人ぐらんま設立
豊玉東小ねりっこクラブ、石神井東小学童クラブ事業受託開始

設立趣旨

保育行政の多様化が模索されている現在、学童期への子育て支援の担うべき内容はますます多岐にわたる課題を提起しています。とりわけ保護者の就労時間、就労形態の多様化に対応した学童保育の充実が早急に問われていると考えます。心身の成長の仕上げをする大切なこの時期に、単に栄養面だけでなく食卓を囲みながら子どもたちの心に寄り添うことのできる時間を大切にしたいと願わない親はいないでしょう。しかしながら“孤食”の時代といわれる今日、児童・生徒たちもその例外ではありえません。「遅い時間に、偏った内容の食事を、一人で食べる」このような子どもたちの食をめぐる状況に向き合い、地域で育つ子ども達と保護者に対して安全・安心の食事と空間を提供することは、今地域に必要とされる支えあいの仕組みの一つと考えてよいのではないでしょうか。この仕組みを生み出し地域の中に広げていくために、地域の志を共有する仲間が何より大きな力を発揮していけると自負しています。自らも仲間に支えられ試行錯誤をくりかえしながら子育てしてきた経験を生かし、いま子育てに奮闘している世代を応援するため私たちの培ってきたネットワークを活用し必要とされる仕組みを作り上げていきたいと願うものです。夕食つき学童保育を事業化し、適正な労働の対価を得るとともに社会活動の一端を担うことのできる働き方こそ、いま私たちが求める生き方であり働き方であります。さらに「グランマ富士見台」を、子育て世代から高齢者も含めた多様な世代が日常的に目配りし合える豊かなまちづくりを目指す活動の出発点としていきたいと考えています。

設立趣意書より